石巻市災害ボランティア活動報告 その3

 

2011月5月23日から5月26日

(ボランティア活動は24日と25日)

 

今回は連合の有志8名で石巻市へ向かいました。

 

まずは、専修大学内にある『石巻ボランティアセンター(以下、石巻VC)』にてボランティア登録をしました。

 

 

  

震災から2ヶ月半近く経ち、多少は復興が始まっていると思い石巻市内へ向かいましたが

私は初めて見た被災地の惨状に絶句いたしました。

 

 

ざっとボランティアの1日を紹介いたします。

受付時間が8時30分ですので、宿泊地の仙台市内から2時間以上(渋滞で)かかるために5時台の起床になります。

 

 

 

装備について、ヘルメット・作業着・長靴・ゴム手袋・防塵マスクなどは予め持参します

作業着に連合の合言葉『団結●日本』の刺繍も見られます。

  

まずは石巻VC受付にて継続受付をします  石巻VC職員より指示書をもらい注意事項などの説明を受けます

 

 

現場へ向か前に、依頼書に書かれている被災者の方に連絡を取って都合や作業内容の確認します

 

倉庫から作業に必要な道具をお借りします      現場へ向かう途中です、軽トラが大活躍でした

 

 

本日の活動をさせて頂くSさん宅ですが、一見、たいした被害は無さそうに見えます。

しかし、災害時より手が付けられておらず家の中も外もガレキの山でした。

1階は完全に水没して2階でも30cmの所まで津波が押し寄せたそうです。

 

 

 

 

 

 

休憩は1時間に1度くらい取ります。それ以外は黙々とガレキを撤去するメンバーたち

午後からの作業に備えて昼食をとります。おにぎりやカップ麺で軽く済ませました。

 

 

↑作業前と作業後↓

 

仏壇にあった位牌が流れてしまい、ご主人が探しても出て来ずに悲しんでおりましたが

流れてきたベットの下で見つかり、大変よろこんで頂きました。

 

一日で土嚢600袋のドロをかき出しました           最後は道具や長靴を洗います。

 

 

作業は明るい内に終了させて           作業内容や不具合、感想などを報告書に

4時ごろまでに石巻VCへ戻ります。            記載して1日の活動が終了です。

 

翌日は別の場所で屋内から搬出したガレキやヘドロを指定場所まで運ぶ作業をしました。

  

  

 

 

 

今回から災害派遣等従事車両証明書を頂きましたので

高速料金が免除されることになりました。

これでボランティア活動費の自己負担が軽減されます。

 

最後に今回のメンバーを紹介いたします

左から 元白龍会の向井さん・同森下さん・廣田連合顧問・山田元連合会長・竜心会安藤相談役

白龍会米倉事務局長・愛好会森下副会長 カメラマンはみゆきさん